パイの物語
<< Previous
本泥棒
Next >>
Title:

I am the Messenger

題名:

メッセージ

映画名:

Author:

Markus Zusak

著者:

マークース・ズーサック

訳者:

立石光子

おすすめ度: ☆☆☆☆☆ 英語難易度: ☆☆☆☆
ジャンル: 物語文学 成長度: 2007/09 Paperback発売予定。2005/12翻訳刊行
   
著者要約:

 ダイヤを守り
クラブを切り抜け
スペードを掘り進め
ハートを感じろ
未成年のタクシードライバー、エド・ケネディーの将来は決して明るくない。トランプでは負け続け、親友のオードリーと恋に落ちるが報われず、コーヒーが好きなペットの犬のドアマンにすべてを尽くしているという現状。特にやりたいこともなく、平凡な毎日を過ごすエド。しかしこの日課が銀行強盗を無意識に止めた日からガラリと変わってしまう。
そのとき、郵便で最初のエースが届く。
そしてエドはメッセンジャーになることになった。
エドはこの奇妙なエースを無視するのではなく、乗ることにした。人々を助け、時には傷つけてエドは町を回っていく。一体誰がエドにこの任務を依頼しているのか?

コメント1:

オーストラリア出身のマーカス・ズーサックの3作目。かなり不思議な本でした。Book Thiefとはジャンルが違うせいか、同じ作者が書いたものとは思えません。I am the Messengerは現代のどこにでもいそうな青年、エドが主人公です。すべてを中途半端にやっているエドの元にある日1枚のトランプが送られてきます。この日からエドは町のいろいろな人々を助けて歩き、ちょっとしたヒーローのようになります。エースで送られてくるミッションによってエドは成長していきます。この本の読みどころはエンディングだと思います。とても不思議でいい感じになっていました。英語は簡単で、本自体もそんなに長くないので読みやすかったです。。

コメント2: 2005年12月ランダムハウス講談社から文庫で刊行 。


Copyright (C) 2005-2007 Avid Reader's Room. All Rights Reserved.

Headlines

オーストラリア児童図書賞受賞作。マークース・ズーサックの傑作。人生をあきらめかけた時、その不思議なカードはやってきた。エド・ケネディ19歳。タクシー運転手。社会の落ちこぼれ。将来に夢も希望もなし。主人公が、謎のカードによって少しずつ勇気と希望を取り戻していく青春ミステリ。

Top Gallery Genre