新規掲載2007/01

新たに掲載した本の情報　一覧　（２００７年０１月現在　５冊　掲載中）

プリンセスだって楽しみたい。
．．．ミアが会長を務めている生徒会が突然破産してしまったにも関わらず、ミアも同じ気持ちでいる。しかし、おばあさまが足りない費用を集めるために、ミアを演劇で無理やり有名にして、おばあさまが彼女をふさわしいと思う青年（マイケルではない！！）とくっつけようという、突飛なたくらみを思いつく。こんな状況じゃマイケルがミアのことを変わり者と思うのも無理はない．．．いや、それよりもっと悪いことに「あまり楽しくない人」と思われているかも。生徒会の会長、ジェノビアの未来の指導者、そしてまもなく舞台に立ちスターとなるミアが、パーティーの楽しみ方を知らないなんてありえる？？？

18歳のときに通っていた大学キャンパス付近の公園で残酷にもレイプされ、ぶたれたために作者、アリス・シーボルドの人生は永遠に変わってしまった。アリスは事件とその後の生活を率直でユーモラスな口調の回想にした。この回復の記録を推進させるのはなんと言ってもシーボルド自身の断固とした精神だ。自分の状況を他人に理解してもらうためにがんばっている時も、茫然とした友人たちや両親が不器用ながらも彼女を慰め、支えてくれたときも、偶然が重なり彼女を襲った犯人の逮捕、そして有罪という判決につながりやっと勝利を手にした時さえ、シーボルドは不屈の精神を忘れなかった。読者を戸惑わせ、感激させるこの張りつめた実話では、心的外傷を負った人々の経験にスポットライトが当てられている。Luckyはアリス自身がいろいろな苦難を乗り越え学んだ「自分で自分を救わなければ、いつまで経っても救われることはない。」というメッセージを読者に訴えかけているのかもしれない。

ジェンマ・ドリルは、他の少女たちとは違っていた。少女たちは、申し分のないマナーで、自分たちの身分をわきまえて話すべき時だけ、話すように、求められた時は英国淑女であるようにふるまえる。
けれども、１６歳のジェンマの場合は、インドで家族に悲劇が起こった後、英国のロンドンのスペンスアカデミーに送られてきた。孤独で、罪の意識にさいなまれながら、実際に起こりつつある不愉快な慣習のある将来への下り坂の展望から、ジェンマは歓迎されていないことに気づく。けれども、まったくのひとりぼっちではなかった。彼女は不思議な若者に導かれて、彼から見えることよりも、彼女の精神に近づくように注意するのだった。
　このスペンス学校でジェンマの力は超常現象を引き起こす。そこで、ジェンマは、学校で最も勢力のを持つ少女たちと厄介ごとを起こすようになり、オーダーと呼ばれる影の一団と彼女の母親が関係していたことを知る。そこには、彼女の宿命が待っていた。それを彼女が信じることが出来るなら。
A Great and Terible Beautyは、果てしないキャンバスに　ロングスカートがこすれてカサカサなり、影が踊りながら、事態は夜に落ちていく。ビクトリア朝時代の女の子たちの肖像を生き生きと描いた。たいていの女の子たちはお金持ちの奥さんになることを夢見ていたが、この少女の話は、違った方向に転がっていく。

プロム（卒業ダンスパーティー）のシーズンがやってきた。ビバリーヒルズ（ティンセルタウン）のダンスパーティーは他の町のパーティーと格が違う。ベンは学校が夏休みに入ったのでビバリーヒルズに帰ってきた―それも、プロムでアンナのお相手をするのにグッドタイミングで。しかし、ベンの家に泊まっているセクシーなゲストが二人のプランを台無しにしてしまうかもしれない。アダムはキャミーの世界をめちゃくちゃにしてしまうようなキャミーの大変な秘密を知ってしまう。サムはパーカーとプロムに行くことした。しかし、そこでダンスよりもっとすごいことをしてしまう。サムを驚かせようとパリからプロム会場にやってきたサムのロマンス好きなボーイフレンド、エドワルド。この二人の関係はどうなってしまうのか。今回のプロムは魅惑的で中傷的、そして時々ショキングになること間違いなし！そしてプロムはA-List一同の心の中に永遠に残る一夜になる。

みんなが美貌のスーパーモデル。それって、ワルイ？
タリーは、１６歳になろうとしていた。キレイになるライセンスを持ってないけど、もう、待てない。タリーの住む世界では、１６歳の誕生日に手術を受けて、いやなみにくい容姿から素晴らしく魅力的な美貌に変わる。それで、ただ、本当に楽しい時間を送ることだけのハイテク・パラダイスにデビューする。あと２週間でタリーもその世界にいける。
　 でも、タリーの新しい友達のシャイは、キレイになりたいかどうか、よく分からなかった。シャイはリスクの多い外の世界を求めていた。シャイが逃げ出した時、タリーはキレイな世界の全く別の一面を知ることになる。それはちっとも、キレイじゃない。当局は、タリーに想像も付かないような最悪の選択を迫ってきた。友達を見つけ出し、その中に入り込み、キレイにならないようにすること。タリーの選択により、彼女の世界は永遠に変わってしまう。